なぜ英語が世界の公用語になったのか?その理由と歴史的背景を解説!

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外国人とコミュニケーションを取るために必要な手段として、まず初めに思い浮かぶのは「英語」ですよね。

しかし、相手の国籍や出身地に関係なく、まずは英語でコミュニケーションを取ろうと考えるのはなぜでしょうか?

多くの場合、それは「英語が世界の公用語として認識されている」ためです。

そこで、今回は英語が世界の公用語になった理由と歴史的背景について解説していきます。

英語はイギリスの言語

まず、英語という言語そのものについて知ることから始めたいと思います。

「英語」はその文字が示す通り、「イギリスの言語」になります。

しかしながら、皆さんもご存知のように、現在英語はイギリスだけではなくアメリカやカナダをはじめ世界中の様々な国や地域で公用語として用いられています。

【参考】ウィキペディア「英語を公用語としている国の一覧」

   (https://ja.wikipedia.org/wiki/英語を公用語としている国の一覧

それでは、なぜイギリスの言語である英語が世界的に広まり、公用語となったのでしょうか?

そこには歴史的な背景がありました。

イギリスの植民地政策

英語が世界的に広まった理由の一つに、17世紀の初めから20世紀の中頃まで、イギリスが多くの国や地域を植民地として有していたという歴史的背景があります。

イギリスは17世紀から18世紀にかけて北アメリカ大陸へ進出し、アメリカの東海岸のニューイングランドを中心とした13もの州を植民地化しました。

そして、その当時カナダを植民地化していたフランスとは戦争の末に勝利してカナダを獲得するとともに、時期を同じくして交易を目的として進出したインドをも最終的には支配下に置きました。

19世紀に入るとイギリスの植民地政策はさらに加速していき、世界中の地域で様々な国を植民地化しました。

<イギリスが植民地化した地域・国>

東南アジア

 マレーシア・シンガポール・香港・ビルマ etc.

オセアニア

 オーストラリア・ニュージーランド・サモア・フィジー etc.

アフリカ

 ナイジェリア・南アフリカ・ガーナ etc.

上記の地域・国は一部に過ぎず、その後もイギリスの植民地政策は続き、結果的にイギリスの植民地となった国は全部で70ヶ国以上にものぼりました。

現在は一部の地域を除いてほとんど全ての国が独立を果たしていますが、これらの国は植民地支配の影響を大きく受けることとなり、今現在でもイギリスの文化や習慣が根強く残っています。

植民地化による英語の普及

イギリスによって植民地化された国は上述の通りあらゆる面で大きな影響を受けたわけですが、その最たる例が言語です。

イギリスの植民地政策では、まず植民地化した国の上層階級にあたるエリート層をイギリス国内で教育し、その後それぞれの国へ送り返して統治をさせるということが行われていました。

これらのエリート層はイギリス国内で英語による教育を受けていたため、植民地での統治や外交貿易は当然のように英語で行われるようになり、やがて時間の経過とともに政治、経済、教育などのありとあらゆる分野で英語が公的に用いられるようになっていきます。

植民地の人々にとっては、英語が支配的となっていく国で生活をしていくためには英語は学ばざるを得ない必要不可欠なものとなり、その結果イギリスの植民地となった国や地域では今現在もなお英語が公用語として用いられているのです。

まとめ

英語が世界の公用語として広く普及していった理由の一つには、イギリスの植民地政策という歴史的な背景がありました。

イギリスの勢力分布と領土の拡大に比例して英語を使用する人口と地域が拡大していったという事実からも、歴史が言語に与えた影響の大きさを伺い知ることができます。

今後英語を勉強したり使ったりする上で、こうした英語の歴史を知っておくことは非常に意味のあることだと思いますのでぜひ覚えておいて頂ければと思います!

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