なぜ英語が世界各国の公用語になったのか?その理由と歴史的背景を解説!

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外国人とコミュニケーションを取るために必要な手段にはどのようなものがあるでしょうか。

それについて考えた際に、まず初めに思い浮かぶのは「英語」かと思います。

それでは、なぜ私たちは相手の国籍や出身地にかかわらず、コミュニケーションを取るにはまず英語が必要だと考えるのでしょうか?

多くの場合、それは英語が世界の公用語として認識されているためです。

そこで、この記事ではどうして英語が世界の公用語になったか、その理由と歴史的背景について解説します。

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英語はイギリスの言語

まず、英語という言語そのものについて知ることから始めたいと思いますが、「英語」はその文字が示す通り「イギリスの言語」になります。

オックスフォード現代英英辞典(第8版)では、”English”という単語は以下のように定義されています。

the language, originally of England, now spoken in many other countries and used as a language of international communication throughout the world

Oxford Advanced Learner’s Dictionary 8th edition

上記の定義のように、そして皆さんもご存知のように、英語は現在ではイギリスだけではなくアメリカやカナダをはじめとして世界中の様々な国や地域で公用語として用いられています。

【関連サイト】ウィキペディア「英語を公用語としている国の一覧」

こうして改めて見てみると、非常に多くの国・地域で英語が用いられていることが分かりますよね。

ではなぜイギリスの言語である英語が世界的に広まり、公用語となったのかですが、そこには次に述べるような歴史的な背景がありました。

イギリスの植民地政策

英語が世界的に広まった理由の一つに、17世紀の初めから20世紀の中頃まで、イギリスが多くの国や地域を植民地として有していたという歴史的事実があります。

これがいわゆるイギリスの植民地政策です。

まず、イギリスは17世紀から18世紀にかけて北アメリカ大陸へ進出し、アメリカの東海岸のニューイングランドを中心とした13もの州を植民地化しました。

その後、その当時カナダを植民地化していたフランスとの戦争の末に勝利してカナダを獲得。
時期を同じくして交易を目的として進出していたインドをも最終的には支配下に置きました。

19世紀に入るとイギリスの植民地政策はさらに加速し、以下の図に示すように世界中のありとあらゆる国や地域を植民地化することに成功しました。

<イギリスが植民地化した国・地域の例>

地域
東南アジアマレーシア、シンガポール、香港、ビルマ etc.
オセアニアオーストラリア、ニュージーランド、サモア、フィジー etc.
アフリカナイジェリア、南アフリカ、ガーナ etc.

上記の国・地域はあくまで一部に過ぎません。
イギリスの植民地政策は19世紀以降もしばらく続き、最終的にイギリスの植民地となった国は全世界で70ヶ国以上にものぼりました。

現在では一部の地域を除いてほとんど全ての国がイギリスからの独立を果たしていますが、当然ながらこれらの国は植民地支配の影響を大きく受けることとなりました。

その結果、今現在でもイギリスの文化や習慣が根強く残っており、そのうちの一つが言語への影響、つまり英語になります。

植民地化による英語の普及

イギリスによって植民地化された国はあらゆる面で大きな影響を受けましたが、その最たる例が言語です。

イギリスによる植民地政策では、まず植民地化した国の上層階級にあたるエリート層をイギリス国内で教育し、その後彼らをそれぞれの国へ送り返して統治をさせるということが行われていました。

これらのエリート層はイギリス国内で英語による教育を受けていたため、植民地での統治や外交貿易は当然のように英語で行われるようになりました。

やがて時間の経過とともに政治、経済、教育などのありとあらゆる分野で英語が公的に用いられるようになっていきます。

植民地に住む人々にとっては、英語が支配的になっていく自国で生活をしていくためには英語は学ばざるを得ない必要不可欠なものとなり、その結果イギリスの植民地となった国・地域の多くは今現在もなお英語が公用語として用いられているのです。

これが今日英語が世界の公用語として用いられている、そして公用語として認識されている最大の理由です。

まとめ

今回は英語が世界の公用語として広く普及していった理由とその歴史的背景について解説しました。

植民地政策によってイギリスの勢力分布と領土が拡大し、それに比例するように英語を使用する人口と地域も拡大しました。
このことからも歴史が言語に与えた影響の大きさを伺い知ることができますね。

今後英語を勉強したりコミュニケーションの手段として用いたりする上で、こうした英語の歴史を知っておくことは非常に意味のあることですので、ぜひ頭の片隅にでも置いておいて頂ければと思います!

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